2016年10月01日

堺包丁『實光刃物』の協力で「包丁研ぎ」のイベントを開催しました


こんにちは!

株式会社YEBIS.XYZの「はっしー」です。

先日10/1(土)に、堺包丁『實光刃物』の協力で「包丁研ぎ」のイベントを開催しました。

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なぜ包丁研ぎ!?

私たちは、これまでに実施した釣りイベントでも『釣り』と『食』の繫がりを大切にしていて、「釣った魚を、美味しく、楽しく食べるところまで、ぜんぶ含めて『釣り』だよね」というスタンスでイベントを作っています。

さて、魚をさばくには当然、包丁を使うわけですが、その切れ味や使い勝手は、さばく手間や仕上がりの見た目にも、大きく影響します。

上記イベントでも『さばき方』をデモンストレーションしていると、普段から自分でさばいたり料理したりしている方からさえ「よく切れる包丁ですね!」という声を聴くことが珍しくありません。用途に合った道具を選んだり、メンテナンスを正しい方法を伝えることも、釣りをより楽しむために大切なことなんじゃないかな、ということで、今回は『包丁研ぎ』のイベントを企画してみました。

堺包丁の『實光刃物』とコラボ

今回、指導をお願いしたのは、包丁の生産地として有名な堺市にある、プロ(料理人)御用達の包丁ブランド『實光刃物』さんです。

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南海本線「七道駅」から徒歩で、實光 堺本店にお邪魔しました。

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研ぎの理屈を理解するためには、まず包丁の構造を知るのが大事である、ということで・・・素敵なショールームに案内していただき、100種類あろうかという沢山の包丁を見せていただきながら、いくつかの代表的な種類の包丁について、それを構成する素材や構造を、図解も交えながら、素人にもわかりやすく教えていただきました。

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感心することばかりで、食い入るように指導を受ける参加者一行。

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そして理屈を理解したうえで、いざ、包丁研ぎの実技指導へ。

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最初に実演を見せながら、手順や原理をひと通り説明してもらいます。

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触れないとわからない感触についても、プロが研いでいる刃の手触りを確かめさせてもらいながら、自分のものにしてゆきます。

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それぞれ自分が持ってきた自前の包丁を研ぐ参加者たち。すごく真剣です。

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研いでいる本人はもちろんですが、その様を横から見ているだけでも面白い。「こうかな?」「まだまだだなー」「あ、切れ味が良くなってきた!」など言葉と笑いが飛び交います。

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包丁研ぐだけなんですが・・・解説1時間+実技1時間が、本当にアッという間に経過。 参加者から「もっとじっくり研いで居たい・・・」という声も聽きつつ、楽しい時間が終了しました。

イベントでは参加者に事後アンケートを書いていただいているのですが、なんと、まさかの全員から満足度10点満点をいただきました!

いただいた感想のご紹介

  • 研ぎで悩んでいた点が解消されました。
  • 色々な包丁を見られて、大変勉強になりました。
  • ものすごく楽しかったです。奥が深い。
  • 包丁の構造と切れる仕組み、何より美しい道具を見れたのが感動です。
  • 素晴らしい体験でした。
  • 包丁をきちんと研ぐこと、うなぎやマグロ用の包丁を見られたことが面白かった。
  • 包丁を研ぐこと、研ぐ音を聴くのも楽しかった。
  • 100万円の包丁を見た!
  • もっと研いでいたかった。時間があっという間でした。

主催側としての感想

実を言うと「これは、きっと面白い筈だ!」と思いながらも、実際本当に参加者に楽しんでもらえるか、若干の不安は抱えながら実行した企画でした。

やってみたら、本当に皆に楽しんでもらえて、私たちも本当に楽しくて、「企画・実行して、よかったー!」と思えたイベントでした。

あと、實光の皆さんの専門的知識はもちろん、そのホスピタリティにも、本当に惚れ惚れしました。短い時間でしたが、多くのプロが信頼を置く包丁ブランドの、真髄の片鱗を見せていただきました。

弊社は一応、本業としてはITサービスを提供する会社なのですが、今回のように時折行っているリアルのイベントって、参加者と直接触れ合える貴重な機会で、学び得られることが常にあるのですよね。

今後も色々なイベントを企画・開催していきたいと思っていますので、お知らせをご希望の場合は メルマガ購読 よりご登録ください。